« 年に一度の同期会 | トップページ | 雪景色「弘前城」 »

2018年12月17日 (月)

英会話教室のティム

Dsc_0019

英会話教室のティムが、講師の仕事をやめて、カンボジアのプノンペンへ行くことになった。

オーストラリア出身の彼は、一年ほど前に中国から日本へやってきて、英会話教室で生活費を稼ぎ、仕事が休みになるたび日本中を観光していた。

英語の教え方はあまり上手ではなかったけれど、しゃべることが大好きで、以前、どこかの国のサファリパークでツアーガイドをしていたというし、場を盛り上げるのがとにかくうまい。

まあ、教え方が上手だったとしても、こちらの語学力はまったく上達しないんだけれどね。

英語を話す機会なんて全くないし、かといって、英語圏を旅するほどの時間も金もなく、僕はいったい何のために英会話教室に通っているんだろう。

彼は英語を武器に、世界中を飛び回っている。

ニコン片手に世界をかける、「マディソン郡の橋」のロバート・キンケイドみたいでカッコいい。

かたや僕はというと、小さな3LDKマンションのローンを返済するため、消せるボールペン片手にオフィスの中をあたふたと走り回っている。

何たる違い!

でも、世界をまたにかけるのは大変そうだし、そもそも面倒くさいし、僕は今のままでいいや。

そして、レッスン最終日、彼が唯一覚えたという日本語を披露してくれた。

「すいませーん」

確かにそのとおりなんだけど、もう少し素敵な日本語も覚えてほしかったな。

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」なんて、彼にピッタリな日本語のような気がするんだけど。

そんなわけで、グッドラック、ティム。

 

|

« 年に一度の同期会 | トップページ | 雪景色「弘前城」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 英会話教室のティム:

« 年に一度の同期会 | トップページ | 雪景色「弘前城」 »